あらすじ
入社4年目、自称背景キャラの朱里 駿(あかり しゅん)は、同期で総務部の篠原 聡子(しのはら さとこ)に片想い中。
強めな口調と派手なメイクとは裏腹に、ふとした瞬間に見せる優しさと芯の強さに惹かれ、遠くから眺めているだけで胸が満たされる毎日。
ある日、久しぶりの同期会でいつも通り彼女の介抱係として夜を終えた駿は、翌日の職場で交わした何気ない会話とささやかな「ありがとう」に、胸の奥の感情が静かに動き始めていることに気づく。
そんな日常の中で起きた小さな出来事をきっかけに、駿はあえて見ないようにしてきた好きと向き合わざるを得なくなっていく。
──片想いは大切に抱えているだけでいいのか?
──臆病さは優しさと言い換えてしまってもいいのか?
これは、等身大の社会人たちが
ほんの一歩、勇気を持って前へ進もうとする
ささやかで、だけど妙に愛しいハートフルラブコメディ。
※タイトル回収は2章から。
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。