あらすじ

遥か昔──世界は、調和をもたらす太陽の神と、秩序を見守る月の神に守られていた。 だが時代が移ろい、人々の“マブイ(魂)”が濁り始めたとき、 月の神は祈りを失い、深い孤に沈み、影へと堕ちてしまう。 太陽の神は涙を呑み、愛しき姉妹を救うため、 自らの神性と「ニライのマブイ」を犠牲にして封じの儀を行った。 ──あれは、終わりではない。始まりだった。 神の座を降り、ひとりの人間として生まれ変わった太陽神。 時は流れ、昭和初期の沖縄・斎場御嶽で、 “言葉を持たずして未来を視る”謎めいた赤子が発見される。 その少女はやがて、 忘れられた神話と現世をつなぐ「運命の鍵」となってゆく。 そして今── 封じられた影が揺らぎ始め、 静かに眠っていた神の記憶が目を覚ます。 これは、マブイに託された希望の系譜。 “マブイロスト”本編へ繋がる、失われた神代の物語。

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小説を読もう2025/04/03
  • 現在の作品マブイロスト~零(ゼロ)~