あらすじ
「今日からお前は男として生きろ」
そう言った父親は3歳のとある日に突然消え、産まれた頃に亡くなっていた母親の姉に引き取られ、そこにいた義理の姉と3人で暮らしていたが、その姉すらも居なくなった。
それは俺が5歳で姉のエリーが9歳の頃の出来事だった。
子供2人取り残された空間に突如現れたのは、御三家と呼ばれるうちのひとつ『ヴィッセル』家の者だった。
エリーの衣食住と身の安全を保証する変わりに俺を『ヴィッセル』家の時期当主として迎え入れるというものだった。
残された道もない上にエリーのことが第一優先であったことから、俺はそれに同意し、当主としての教育を受けることになった。
それから10年が経過し、俺は高校へ通うことになった。
そこで出会ったのは御三家のひとりであり、『ファミール』家の時期当主である男だった。
その出会いが全てを変えることになるなど、誰も思いもしなかった。