あらすじ
七月からの四ヶ月で、七つの公募作と三十一の掌編を書き上げました。
これらは、多ジャンルの掌編を通して"文体そのもの"を研究した記録です。
映像が直接文字に変わる──この感覚をつかむまでの四ヶ月。
そして生まれたのが、この"流動性文体"による掌編集です。
最初はただ、脳に浮かぶイメージを書き写しているだけのつもりでした。
でも、心の感覚が言葉を鳴らし、ジャンルも語り口も演奏するように変わりました。
十月に完成した処女作『理と歪み』は、AI解析で「判定不能」となり
この文体が既存の判定軸から外れ始めていることに気づいたんです。
その文体を"読む人"のもとへ届けるため、
十一月までに四つの出版社へ七作品を公募しました。
本掌編は、その四ヶ月で生成・変化し続けた流動性文体の全記録です。