あらすじ
新学期、天乃こはるのクラスに現れたのは、
無邪気で、人懐っこくて、トイプードルみたいな人気者男子——結城 朔。
誰にでもフレンドリーな朔は明るく場を回しながら、
なぜかこはるには特別距離が近い。
その優しさは“みんなに向けたもの”なのか、
それとも“自分だけのもの”なのか——
こはるの胸は甘くざわつきはじめる。
そんな二人を見守るのは、
朔の親友でクールな 燐(りん) と、
こはるの一番の理解者 千夏(ちなつ)。
花火大会の夜、燐と千夏の想いが静かに結ばれ、
その瞬間が、朔とこはるの距離にも決定的な変化をもたらす。
文化祭、花火、放課後の勉強会——
季節をめぐる4人の時間が積み重なるほど、
こはるは気づいていく。
「結城朔の優しさは、
思っていたよりずっと甘くて、
私だけに向いていたんだ——」
甘くて眩しい青春恋愛が、ここから始まる。
【登場人物紹介】
結城 朔(ゆうき さく)/トイプードル系男子
明るく無邪気で社交的。だけど、好きな相手には無自覚に特別扱いしてしまう。
・誰にでもすぐ懐く、愛され人気者
・実は地頭がよく、勉強も運動もできる
・勢いで手を引いたり近づいたりする距離感の近さ
・恋に落ちると一直線で、一途
・こはるの変化に敏感で、自然に支えようとする
クラスの中心にいながら、心の重心は常にこはるの方へ。
天乃 こはる(あまの こはる)/主人公
真面目で控えめ。恋に不器用で、朔の優しさに揺れやすい女の子。
・周囲にはおとなしく見られるが、芯は強い
・些細なことで表情が変わり、朔に拾われやすい
・自分の気持ちをごまかしがち
・朔の無邪気な距離感に甘く振り回される
朔の“無自覚な特別扱い”に、恋の自覚がじわりと育っていく。
燐(りん)/クールで実は情熱的な男子
朔の親友で、4人の中で一番冷静。
千夏への想いをずっと隠してきたが、花火大会で動く。
・朔の性格を深く理解する頼れる存在
・静かな優しさでこはるの相談にも乗る
・恋は不器用だが、腹を決めたら真っ直ぐ
・千夏が困っている時だけ露骨に甘くなる
花火の夜、長い片想いに終止符を打つ。
🍑 千夏(ちなつ)/ふんわり系・恋の理解者
こはるの一番の友達。柔らかい空気と芯の強さを持つ女の子。
・悩みを聞くのが上手でこはるの支え
・燐が好きだが、自分から言う勇気が出ない
・優しいが、恋には臆病
・告白後は燐に甘える姿が可愛いと周りに言われる
朔とこはるの恋を後押ししながら、自分の恋も進んでいく。
その他キャラ
◆ 莉子(りこ)
朔に相談を持ちかける明るい女子。
こはるの誤解のきっかけ役。
◆ 悠斗(ゆうと)
朔と燐の友人。空気を明るくするムードメーカー。