あらすじ
俺は閉園し放置されている遊園地の観覧車に閉じ込められていた。一緒にいるのは、中学生のとき行方不明になったクラスメイトの森嶋。風で観覧車が一周するまで付き合ってほしいと言われ、俺は戦慄した。あの日、行くつもりのないデートに誘った俺を、彼女は恨んでいるのだろうか…
表紙は春巻たまきさん https://estar.jp/users/142748712 のフリー素材をお借りして文字入れしました。
【妄想コンテスト選評】
物語は観覧車の中で展開されますが、ジェットコースターのように一気に読ませられました。底が抜けているゴンドラ、20年前に行方不明になった同級生と、精神・物理の両面から恐怖が迫ってきます。テーマの使い方や、後味の悪い結末とさわやかな景色のコントラストも印象的でした。