あらすじ
緑が美しく生い茂る森の中──あなたは日差しに照らされながら、木陰で目を覚ましました。
大きな大きな森。
昨夜の月明かりに導かれるように、奥へ奥へと迷い込んでしまったのでしょう。
お金はあるのに、お店がない。
お腹は空くのに、食べ物がない。
「ここではないどこか」へ逃れるように、あなたは歩きはじめます。
ふと、甘い風が花を揺らし、
白い花々が視界にやわらかく広がりました。
──幻想の森の奥で出会う、
鈴の音のような声を持つ、真っ赤な少女。
これは、ほんの短い“物語”。
でも、あなたの足跡だけが静かに続いていくお話です。