あらすじ
南舞はアニメ声がコンプレックス。
高校に入学した頃、教室で近くの席の子と話していた。
「ねえ、今の声聞いた? ぶりっ子じゃね? 本当の声で話せよ」
少し離れた席で女子が笑い合っているのが聞こえた。
ショックを受けた舞はそこから、学校で自分から話すのをやめてしまう。
舞には双子の弟、翔がいる。
舞は小さい頃から翔のことが恋愛的に好きだった。
教室で一人ぼっちでも、翔と幼馴染のミヤ(宮崎健太)がいる。
3人でいる時は素のままの声で楽しく過ごせていた。
外で傷ついても、ここがあるから1人にならない。
絶対、この関係を守っていきたいと思っていた。
しかし、高校2年生の時、弟の翔が後輩の佐藤美咲に一目惚れされる。
明るい性格の美咲は、翔とミヤが所属するフットサル部のマネージャーになる。
美咲は部活で翔たちと過ごしていくうちに仲良くなる。
その後、翔と美咲は付き合うようになった。
舞は翔への思いを断ち切るため、告白する。
気まずくなった舞は翔と暮らす家を飛び出してしまう。
ミヤが舞を探しに行き、公園の遊具の下で見つける。
ミヤは「舞のことが好きだ」と告白し、2人の関係が変わっていく。
ミヤは「将来は子供が出来て舞と暮らす」と夢を語るが、舞には心臓病があり、出産は難しいと医師に言われていた。
ミヤの理想を叶えられないと知った舞は、ミヤと別れを選ぶ。
数年後。社会人になった舞は図書館司書になっていた。
舞のコンプレックスだったアニメ声は、絵本の読み聞かせで子どもたちにウケがよかった。
舞は、職場の人に恵まれて学生時代よりうんと和やかな日々を過ごしていた。
ある日、仕事で図書館に訪れたミヤと数年ぶりに再会する。
ちょうどその頃、舞は不審な利用者から頻繁に声をかけられて悩んでいた。
職場からの帰り道、その利用者からストーカーされてしまう。
他に頼れる人が近くにいない舞はミヤに連絡する。
舞はミヤに助けてもらう。
そこから二人は昔と同じように仲良くなっていく。