あらすじ
発掘現場で高校生・壹真が見つけた三角縁神獣鏡。
それは“過去への扉”だった――。
少女・日向姫との出会いが、倭国の歴史を動かし始める。
(あらすじ)
九州北部で行われた古墳発掘調査。
高校生の壹真(いっしん)が掘り当てた一枚の鏡は、魏からの下賜品ではなく、謎めいた“国内製の仿製鏡”だった。
鏡に触れた瞬間、視界が裂け、気づけば彼は三世紀の倭国へ――。
混乱の渦に立つ壹真の前に現れたのは、巫女として神憑りの力を持つ少女・日向姫。
彼女はなぜか壹真を見て震えるように呟く。
「あなたが……私の“光の人”?」
倭国大乱、狗奴国との対立、魏への遣使。
教科書に載らない“空白の世紀”の裏側で、
壹真と日向姫は、やがて国の命運を担う深い絆で結ばれていく。
しかし史書が語る通り、女王・卑弥呼の死は避けられない。
壹真は歴史を変えられるのか――
それとも「失われた光」は必然なのか。
鏡がつなぐ時を越えて、
現代と古代、愛と歴史が交差するタイムスリップ歴史ファンタジー。