あらすじ
孤独を抱えながら日々を過ごす少女・青澄は、ある朝、海で一人の青年アオと出会う。
どこか懐かしく、初めて会ったはずなのに心がとても静かになる不思議な存在。
彼と過ごす時間は、青澄の閉じていた心に少しずつ色を取り戻していく。
やがて青澄は、アオへの特別な想いに気づき、少女から“女性”へと変わっていく。
しかし、アオには深い秘密があった。
彼の正体、海に縛られた理由、そして青澄に芽生えた感情の行き先――。
アオに惹かれるほどに、切なさと痛みが胸を締めつける。
成長していく青澄の心と、消えてしまいそうな恋の行方を、読者とともに見つめていく物語。
海が結び、海が奪い、海が残していく。
切ない青春。