あらすじ
田舎の村で穏やかに過ごしているリオンには、不思議な力があった。
【フラグメーク】
リオンが生まれ持ったスキルは、不意に選択肢を迫られる。
井戸の掃除をしていたら「王都の疫病が流行」だの、木を伐っていたら「勇者が旅立つ」だの――とにかく関係のなさそうなものばかり。
そのどれもが、最終的に彼には何の影響もなかった。
「どうせ、どれを選んでも俺には関係ないしな」
リオンは今日も適当に選ぶ。
その選択の先が、誰かの人生に影響を与えているとも知らずに。
これは勇者でもない、チートでもない、転生者でもない、単なる村人が世界へ与える影響を記した物語である。