あらすじ
中学時代、「影薄男」といじられて不登校気味だった如月影冬は、
推しVTuber・枯野木もちの言葉に救われ、「陽キャを演じる」金髪高校デビューを果たす。
入学した高校で、隣の席になったのは同じ中学の陰キャ女子・綴涼音。
そして配信で語られた「中学の同級生」「隣の席」「影薄男」のワードが、
すべて綴と影冬に一致してしまう。
――隣の陰キャ女子、絶対推しの中身なんだけど。
体育祭、カラオケ、文化祭の舞台、そしてVTuber炎上騒動。
「演じる」ことで居場所を得ようとする影冬は、
綴、茜、クラスメイトとの関わりの中で、
“推し”と“本物の彼女”のあいだで揺れながら、自分自身とも向き合っていく。