あらすじ
「ラグナ。お前は今日限りで村を出ろ。魔力ゼロのお前を養う余裕はない」
――そう告げられて追放された青年ラグナは、村人に“無能”と信じ込まれている。
だが真実はまったくの逆。
彼の魔力は、この時代の測定器では測れない“古代魔力”。
数千年前に三種族の大戦を止めた、世界最古の魔王本人だった。
力を使えば、国が揺れ、遺跡が目覚め、魔族が震える。
だからこそ彼は隠して生きてきたが――
追放のその日、ラグナは森で魔獣を指先ひとつで消し飛ばしてしまう。
その一瞬の“魔力の揺らぎ”が、遠くの王都にある古代遺跡を覚醒させた。
王国、教会、魔族。
それぞれがラグナを探し始め、世界が動き出す。
本人はただ平穏に暮らしたいだけなのに。
弱者扱いの青年が、
正体バレ寸前のまま世界を巻き込んでいく、気怠い系最強ファンタジー。