あらすじ

10✕10✕10✕10  四桁のダイヤル南京錠には一万通りの組み合わせがあるらしい。  総当りで試せばいつかは正解に辿り着くだろうけど、そんなのはスマートじゃないし、ミステリ好きとしては華麗なる推理で解き明かしてみたい。  しかし、俺には謎解きの才能がなかった。  結局ひと夏かけても屋上の扉は開けられず、ほろ苦い敗北感を抱えたまま中三の夏は終わり――クラスに転校生がやって来た。  俺が解き明かせなかったダイヤル南京錠の謎を、彼女は二時間ちょっとで解いたという。  一万分の一の謎をどうやって解き明かしたのか?  俺は、空本真理《そらもとまり》の推理に魅せられ、1129の意味を知り、――そして、生涯誰にも言えない秘密を抱えることとなった。

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カクヨム
カクヨム2025/11/16
  • 現在の作品そこにミステリなんてなかったよ ~私を見つけて~