あらすじ
愛の告白は、なぜかいつも鬼上司のLINEへ。
ごく普通のOL、反田望愛(たんだ のあ)。恋愛に関しては感情先行型で一直線だが、なぜか彼女が本気の愛を告げようとする瞬間、必ずその愛のメッセージはスマホの暴走によって誤送信されてしまう。
しかもその誤送信先は、感情の起伏が一切ない超ロジカル人間、直属の鬼上司・堂島徹の元。
堂島課長は、望愛の渾身の「愛してる」を「無駄なデータ容量の消費」として冷酷に処理し、愛の成就という果実を掴もうとする望愛の手を、論理という名の水で遠ざけ続ける。これはギリシャ神話のタンタロスの神罰か、それとも現代の不条理か――。
五度目の正直。静かな公園のベンチで、望愛はまたしても上司からの冷たい業務連絡で告白のチャンスを奪われる。だが、彼女は悟った。「この最大の失敗の予兆こそ、愛が最高潮に達したサインだ!」
究極の感情が、究極の論理に挑む!反田望愛がたどり着いた、**最も非合理でコミカルな「体当たり論理」**が、現代のデジタルな呪いを打ち破る!