あらすじ
鑑定で「戦闘力ゼロ」と判断され、王城から追放された僕は、
生産スキルしか持たない“外れ勇者候補”だった。
送り込まれた先は──魔獣と敵国が出入りする《霧峡谷の辺境》。
砦は崩れ、村は疲弊し、誰も希望を持っていない。
だが、僕の生産スキルと、元の世界で学んだ基礎知識は、
この世界では“誰も試したことがない力”だった。
素材の強度を見抜き、最適な加工方法を理解し、
負荷限界まで読み取るスキルは、
壊れかけの村でも、武器も、防衛線も、すべてを作り替えていく。
・高精度バリスタ
・投石器
・多連式防衛塔
・そして──大砲
文明の階段を登るごとに、辺境は別世界のように強くなっていく。
いつの間にか、国よりも強い“最強の国境防衛拠点”となったその場所で、
僕を追放した国と敵国は、ようやく気付く。
──「あの生産職が、世界の常識を壊している」と。
無能追放から始まる、文明開拓×成り上がりの物語。