あらすじ
主人公レオンは、どこにでもいる凡人。
実力はEランク。
筋力も魔力も平均以下。
臆病で、危険を見るとすぐ逃げる。
――なのに、なぜかSランク最強扱いされている。
仲間たちはレオンの“ビビり”を深い戦略と誤解し、
敵の魔王軍はレオンの“偶然”を脅威と錯覚。
ギルドは伝聞だけで功績を盛り続ける。
レオン本人は弱いまま。
ただ逃げて、転んで、巻き込まれているだけなのに──
世界は勝手にレオンを「最強の英雄」へと仕立て上げていく。
これは、弱さしか持たない男が、
誤解と偶然だけで世界の中心に押し上げられていく物語。