あらすじ

『箱庭』に幽閉されている第六王女のエルディーヌ。彼女の国には魔法の根源に『贄姫』が必要とされているため、何代かおきに魔力の高い姫を捧げる習わしがある。 かなり幼い頃から生活していたため、衣食住も自分ですることにも文句を言わない彼女の庭に変化が。 国が他国に攻め入ったということで王族は皆捕らえられ、エルディーヌの箱庭も壊されてしまう。あとは死ぬだけ……のところに、騎士らしき男性に保護される。 『贄姫か?』の問いに頷くと、『ここから出してあげる』と連れ出されてしまう。 外を知らないエルディーヌを連れ出したのは、シュディス帝国の騎士団長のジェイク。贄姫だったエルディーヌを利用し、魔法を我が物にしようと思ったのだがそうではなかった。 『箱庭』は美しいところに見せかけて、地底では世界を脅かす『呪い』そのものになっていたのだと。 その呪いから解放を目指すだけでなく、ひとりの人間としての扱いをしてくれるやさしさに……心の枷がほどけ、惹かれてしまうのも無理ないが。呪われている自分へ負い目を感じ、なかなか素直にはなれないでいた。

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カクヨム
カクヨム2025/11/16
  • 現在の作品『箱庭の贄姫』は呪い以上の愛を知ることに