あらすじ
十五歳の少年・フルーは、“神選の儀”で異能を授かるはずだった。
だが、結果は異常だった――「貴方は廃棄」。
能力者にも無能力者にもなれず、
彼は“神にすら選ばれなかった存在”として、
廃棄場と呼ばれる島――かつて妖精の国と呼ばれた地へと流される。
そこで彼は絶望の中、モンスターに襲われ命を落としかける。
その刹那、闇の中から現れたのは一人の男。
青い軍服姿の男、悪魔アヴェルス。
アヴェルスは彼に“死神の眼”を授け、問いかける。
「生きたいか、少年。」
左眼に死神の力を宿した少年は、
やがて神々の支配に抗う存在へと変わっていく。
神に見捨てられた少年と、神に背むく悪魔。
二人が紡ぐのは、神々への反逆譚。
――世界を斬るのは、選ばれなかった者たち。