あらすじ

日が照りつけても熱くならない滑り台、ブランコ、ジャングルジム。 日陰の休憩所は遊具を全て見渡せる位置に3か所あり、風が通りやすく涼しく透き通る風鈴の音が響く。 休憩所の傍には綺麗で冷たい水が地面から噴き出て霧のようなシャワーで熱い地面を冷やしてくれる――そういった様々なものが揃った、夏に遊びに来るのにぴったりの市の公園があった。 その公園の休憩所に、麦わら帽子をかぶり、グレーのシンプルなワンピースに淡いブルーのカーディガンを纏った50くらいの女性が遊具や噴水で遊ぶ子供たちを眺めていた。孫を見つめるお祖母ちゃん……にしては若い見た目の彼女の傍らには、紙芝居セットが置かれていた。 観音開きのように開かれた木の縁の真ん中には、2人の尾の生えた女性が描かれていた。 それに気づいた一人の少女は、人魚姫、という童話を思い出し嬉々として近づく。 「ねぇ、それなぁに?」

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エブリスタ
エブリスタ2022/07/24
  • 現在の作品人魚の姉妹