あらすじ
ーーこの世には鬼がいる。
比喩ではない。
鬼は実体を持ち、人を喰らう。
人間に害を成す異形の化け物。
それは突如現れる、不可避の災厄。
高校2年生の八瀬律花(やせ・りつか)は、これまで何度も鬼と遭遇する悪運の持ち主。
その度に【ある能力】を使って危機を脱してきた。
しかし、ある夜。
バイト帰りの律花は鬼によって深手を負ってしまう。
死を覚悟したその時。
現れたのは、黒の装束に太刀を手にした十二歳ほどの少年だった。
鬼を一太刀で斬り伏せた彼は、自らを【モモタロウ】と名乗る。
「もしかして……モモ君?」
「覚えていてくれたんですね!お久しぶりです、律花さん」
それは4年前に出会った少年だった。
久しぶりの再会を喜ぶ律花。
しかし、少年と少女が再び巡り会った時、律花本人も知らなかった【秘密】が暴かれ始める。
鬼とそれを祓う者達が織り成すダークファンタジー。
陰謀と宿命渦巻く、現代の鬼やらい、開幕。
【作者より】
遅筆につき亀更新ですが、長い目で見守っていただけると幸いです。
2025.11.連載開始