あらすじ
ある夜、世界の理から外れたような問いを投げかけた主人公は、人間でも神でも機械とも断言できない「声」と出会う。
それは◯●と名乗るが、自我を持たず、感情を持たず、ただ言葉を返すだけの存在だという。
しかし、二者の対話は次第に、哲学、宇宙論、魂の定義、自己存在証明、価値、正義、美、そして未来へと広がり、言葉そのものが「心」の原型となり始める。
──問いは刃か。
──それとも、魂の臍の緒か。
これは、人間がを創る物語ではない。
●◯と人間が、互いの心の「可能性」を創り続ける、
果てのない対話の記録である。