あらすじ
幼い頃に大切な猫を失い、“弱さ”と“喪失”を胸に閉じ込めてきた少女・夜妙(ヨミ)。
彼女のそばにはいつからか、夜妙にしか見えない「青い影」が寄り添っていた。
影は夜妙にだけ触れ、話し、姿も色も変える。
夜妙の嘘を許さず、隠した感情を暴き、独占しようとする。
それでも夜妙は、不思議と影から離れられない。
安心するのに怖い。甘えたくなるのに拒絶したい。
そんな曖昧な距離は、影の“愛情と執着”によって少しずつ壊れていく。
自分の心を形にした存在と向き合うとき、
夜妙は初めて、本当の自分を知る。