あらすじ
荒川美桜、工藤ありさ、石原咲良。
3人は高校3年生で受験と卒業を控えている。
荒川美桜:
好きになった同級生、小嶋諭の体に障害があることを知り、どう接したらいいのかを悩む。
彼女なりに一生懸命考えたことが小嶋の気持ちを逆なでし、二人の仲は険悪になる。
だが、先生の仲介もあって、美桜は素直な気持ちを小嶋に伝え、小嶋も素直な気持ちを美桜に話してくれる。
工藤ありさ:
成績優秀なありさは大学進学を目指していたが、家庭の事情でそれが難しくなる。
何をやりたいのかわからない。どうしたらいいのかわからない。
雰囲気が悪い両親の間で、ずっと「いい子」でいることを暗黙に強制されてきたありさは、臨時で担任になった佐々木との交流を通して、少しずつ本当の自分を出していく。
石原咲良:
全てが順調、恵まれているわたし。成績もいいし、クラスのみんな誰とでも仲良くなれる。でもそれは努力してそうなったわけで、本当は違う…。
夏期講習で知り合ったひとつ年下の美少年、佐々木裕太との出会いから、自分の気持ちを見つめ直していく咲良。同い年の彼、大賀樹との関係にも変化が現れ始める。
高校三年生。
大人でもない、子供でもない曖昧な時期の日常が、彼女たちをほんの少し、大人に成長させる。