あらすじ

「君の刺繍は無益だ」 婚約披露の夜、王太子にそう言われ婚約を破棄された侯爵令嬢エリシア。 冷たい視線と嘲笑の中、彼女は静かに微笑み、針を握った。 ――失われたはずの“付与術”が、彼女の指先で再び光を放つとも知らずに。 行き先は、氷雪の地・グランベルグ領。 無表情で「氷の将軍」と呼ばれる辺境伯レオンハルトとの政略婚。 けれど彼の城には、誰も知らない温かさがあった。 刺繍に魔力が宿り、兵を守り、結界を織る――。 やがて彼女の針は戦を救い、王国の運命を変えていく。 かつて無価値と言われた手が、いま誰かを守る力になる。 「君の針が俺を繋ぎ止めるなら、俺の剣は君を護る」 氷の将軍と刺繍令嬢、心を縫い合わせる恋と再生の物語。

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小説を読もう2025/11/17
  • 現在の作品婚約破棄された侯爵令嬢、辺境伯に嫁いだら刺繍の才能で付与術が開花して――氷の将軍に溺愛されました