あらすじ
25XX年
もう西暦なんか誰も数えてない
大昔、どこかの火山が爆発して
大量の土砂を空高くばらまいた
ばらまかれた塵芥には、
変な植物の胞子が混じっていて
その植物は成層圏を覆った
通称、ブランケット・シード(Blanket Seed)
ブランケットシードは
セカイに「夜」をもたらした
でも、そんな名前を
覚えているヒトはいない
ぼくたちが知っているのは、
この夜がもう二度と
終わらないことだけ
何度も戦争があって
自然環境は徹底的に壊滅した
人々は正気と秩序を
もたらしてくれる「朝」を失って
混沌の中で生きている
そこそこの科学力を持っていた
「ニホン行政府」はせめて
子供達だけは
なんとかしようと試みた
現在「ニホン」には
いくつかのコロニーがあり
18歳以下の子供達だけが
21世紀を模した
偽物の生活を繰り返している
大人達はそこを
「ワンダーランド」
と呼び
「ワンダーランド」
の秩序を乱したものは
収容施設
「ガーデン」
へと送られる
だけど、ぼくたち…
「ワンダーランド」
の住人は
大人達が居る
「リアルランド」も
おかしな子達が居る
「ガーデン」も
どこにあるのか、
なにがあるのか、
一切知らない