あらすじ
20XX年、某月某日。
殺戮。
そう、目の前にはその言葉ぴったりの光景がある。
こちらは精鋭のはず。我々は完全武装で重火器も持ち合わせており、相手はたった一人・・いや、一匹か。姿は人型だが身体能力は人類ではない。
一人、また一人殺されるわけではない。一息に5,6人が殺される。
身体が抉られ、切り刻まれ、粉砕され、蹂躙される。
血肉は弾け、辺りに飛び散る。
叫び、恐怖し、嗚咽し、失禁する者もいる。
戦意喪失。
精鋭と呼ばれた人類代表は逃げまどい狩られる。
――殺される。逃げなければ。
でも、どこに?
我々が帰還できる条件は唯一つ。
“NEO”と呼ばれる怪物を駆逐しろ。
残りは私ともう一人。
彼は言う。
――絶対生きて帰ろう。
私は震える手を全力で握り、返事をする。
そして、私達は怪物に向かっていった。