あらすじ

「真実はいつも一つ!」 僕は幼い頃、なんとなく目に入った探偵アニメの金字塔の少年の決めセリフを僕の扱う事件が決着を迎えたときに毎回思い出す。 果たして本当にそうなのだろうか、と。 僕自身の自問自答に対して決定的な解を僕は全くと言っていいほど提示できるほどの根拠はないので全くもって無責任な奴だとは思う。 ただ、解を出すべきことでも、ましてや出すことも恐らく不可能なのだろう。 人間とはそういうものだと思う。 3日前に食べたものすらも聞かれたときに口ごもってしまうほどの記憶力しか許されていないくせに、何でもないことは覚えていたり、対照的に大切なこと、忘れてはならないことは簡単に忘れてしまう都合の良い愛すべき、いや自己愛の塊の悪魔のような生き物、それが人間だと思う。 なので、僕はこんな解を一つ証明したい。 「真実は常に二つ。被害者と加害者の真実はイコールで結ぶことはできない。」 ここからは、こんなにも歪んでいて、ひねくれものの僕、[灯条 和(とうじょう なぎ)]の奇妙で、どうしようもなく青春である高校生活の中の事件簿の記録である。

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小説を読もう2025/11/16
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