あらすじ
舞踏会で、令嬢カリナは婚約者に婚約破棄を突きつけられる。理由は、彼女が治療魔法師として懸命に働く一方、その特殊な魔法の代償として自身の髪が泥色になってしまうからだった。
カリナは「その泥髪は不潔だ」と罵られ拒絶されるも、直後に最高位の権力者、オルゼン・シャルロッティア公爵が介入する。
「こちらの令嬢は私がいただく」
オルゼンは婚約を破棄されたばかりのカリナを公爵家に招き、契約結婚を提案する。怒涛の展開に理解が追いつかないカリナであるも、自身の魔法を必要とされている以上、尽力せねばと泥髪をさらに濃くしながら懸命に励むのだった。
そんなある日の深夜、カリナは執務室に明かりがついていることに気づき、中を覗いてみると……オルゼンがグッタリとしていて──