あらすじ
いつものようにぬか床を混ぜていたアラサー会社員の私。
「明日の朝が楽しみね」と壺の蓋を閉めた瞬間、気づけばそこは異世界だった。
待ち構えていた王子が「聖女よ!」と手を伸ばしかけて――
「く、臭いっ!!!!!!」
さっきまでぬか床を混ぜていたからね、手はぬかまみれ。
仕方ないじゃないの!
歴代の聖女はみな美少女。なのに突然現れたのは、ぬか床の香りをまとったアラサーおばさん。
王族と結婚させる伝統があるため、王子は怒り心頭。
そして私は、ろくな説明もないまま、王都から追放されてしまったのだが……
――実は、私こそが本物の聖女だった!?
「く、臭いっ!!!」と言われて追放されたけど、私が聖女。ぬか床で世界を救います。