あらすじ
心を“印”として操る〈印術〉がすべてを決める世界。
強さも、生きる価値も、未来さえも――印ひとつで決まる。
その世界で、ツバサは“印を持たずに”生まれた。
「無印の子」。
誰からも期待されず、存在すら軽んじられる少年。
だがある夜――
胸の奥で押し殺してきた叫びが爆ぜ、
ツバサの心に禁忌の紋〈焔印〉が刻まれる。
それは五大国が封じた“最悪の力”。
世界を一度焼き尽くした、伝説の災厄。
無価値だった少年は、一夜で
「世界に狙われる存在」へと変わった。
追われ、傷つき、仲間を失いかけたその時、
ツバサはついに決意する。
「俺は焔継になる。
この焔で、みんなの心を繋いでみせる!!」
崩れゆく五大国。蠢く影印衆。
蘇る“印の王”――
無印の少年が、世界の希望へと燃え上がる。
これは、“心”で戦うすべての者たちへ捧ぐ、
焔と継承の物語。