あらすじ
「死霊使い」――その不吉なスキルを理由に、俺は聖騎士団から無能の烙印を押され追放された。新たな仕事は、誰も寄り付かない森の奥に佇むボロアパートの管理人。……しかもそこは、成仏できない者たちが集う『幽霊専用アパート』だった。
絶望に打ちひしがれる俺の前に現れた、記念すべき最初の店子。それは、生前王国中を震撼させた連続殺人鬼の美しい幽霊。彼女は妖しく微笑み、こう名乗った。「あたしは名探偵。あんたの管理人としての腕、見せてもらうわ」
だが、俺を追放した愚かな騎士団の連中は知らない。俺の「死霊使い」が、幽霊たちの未練を晴らすことで、その能力と記憶を完全に引き継げる唯一無二のチートスキルだということを。自称名探偵の殺人鬼、国に裏切られた英雄、魔王を討ち果たした大賢者――ワケアリだらけの最強幽霊たちを次々と”入居”させ、俺の力は無限に増していく。
これは、無能と蔑まれた一人の青年が、最強の幽霊軍団を率いるアパート管理人となり、自分を陥れた者たちに華麗なる復讐を遂げる、痛快無双の追放ざまぁファンタジー。