あらすじ
子供の頃から囚われの身となった獣人。人間なんて誰も信じられない。
そんな獣人の心を動かしたのは、無邪気な笑みを浮かべる貴族の坊ちゃん。
ニコニコと近づいてきて、自然と相手を誘導してくる。その罠にまんまと引っかかった獣人がここに一匹。
「君を買っちゃおうかな? ねえ、僕の“駒”になってくれる?」
そんなよくわからない言葉から始まった関係。
「手を取ったのは君だよ?」
ちくしょう、何考えてやがるこのガキ。
連れて行かれた屋敷は城みたいな……って、え?そっち?
食事も、お風呂も、いたせり尽せりだが──。
「ねぇ、逃げたいんでしょ? 僕、そういう顔すぐわかるよ」
……いや、怖えよ。本当に十二歳かよ。
この子は何者?そして獣人のツッコミが止まらない。
※ダークシリアスですが、ギャグも含みます。