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あらすじ
セイソウのことは、ぼくにはわかりません。 ただわかるのは、ぼくはフツゴウだということです。 ぼくはだれかにフツゴウなのです。ですからいてはいけないのです。 ですからぼくはこちらに住まうことになりました。 来たのはぼくが2さいのときと言います。 来たときのことはよくおぼえていませんが いらい、ここがぼくのいえなのです―― 幼い時より「北の塔」に幽閉された皇子がつづる、小さな世界の日々の記録。
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