あらすじ
転生先で最強の力を得たにもかかわらず、辺境の村の村人として生まれたスミス。
ある日、本人は「目立ちたい!ヒーローになりたい!」と自分が暮らしていた村を飛び出した。
そして街に行く最中、魔物に襲われていた美少女四人の冒険者パーティを“素顔のまま”助けたスミス。
これ、異世界転生の定番だよね!このあとギルドで出会ってあの時の、みたいな…!
そう思いその場を離れ、これでようやく有名人になれると…そう思ったのも束の間。
「彼は…誰だったの? 顔が思い出せない……!」
「残された魔力の痕跡が規格外。正体を隠した実力者」
「黒装束の仮面の姿だったような…」
「そんな格好してねぇ!!」
なぜか街では、スミス本人ではなく“顔を隠した謎の超越者”が出現したという噂が広まっていた。
一方、スミスを助けられた当人である美少女S級パーティの4人は、「恩人の正体」を追って大捜索。
本人は気づいてもらいたくて目の前を通っているのに、全く気付いてもらえない。でも、自分ですと名乗るのはそれはそれで恥ずかしい!
こうして、スミスは目立ちたいのに目立てなず、様々な者たちに正体を追われる日々に翻弄されるのであった。
これは、勘違いが無限に加速し続ける、存在感ゼロ最強主人公のすれ違いの物語。