あらすじ
異世界で「神殺し」の英雄と讃えられた俺は、その強すぎる力を恐れた仲間たちに裏切られ、全てを奪われた。――追放された先は、ネオンと摩天楼がひしめくサイバーパンク都市・東京。
力も過去も封印し、今はしがない探偵として糊口をしのぐ毎日。相棒は、ハッキング能力だけは一流だが、それ以外は完全にお荷物のポンコツAI「ユイ」だ。平穏な暮らしを望んでいたはずが、この街もどうやら狂っているらしい。人の心を喰らう電脳の悪魔、神を名乗る非合法アンドロイド……次々と舞い込む厄介な依頼。
「ったく、神ってのはどこの世界でもロクなことをしねぇな」
舐めてかかってくる連中を前に、俺は再び「神殺し」の力を解放する。これは、最強の力を隠す元英雄が、ポンコツAIと共にサイバー都市の闇を蹂躙し、ついでにかつて俺を追放した愚か者どもが血の涙を流すことになる物語。