あらすじ
高校二年生の旭川千鶴は
同級生からばい菌扱いされる日々を送っている。
彼はクラス転移に巻き込まれる。
そこは大聖堂。
召喚理由、勇者の力。
そんな説明の最中、勇者教会の代表マリゼラースが声を張り上げる。
「離れてください、彼は腐敗しています!」
千鶴の両手を腐敗の粘液が包み込んでいた。
雷雲や氷雪など、勇者たちが力を持つ一方。
千鶴には力がなく、おまけに手が腐敗しているという。
追放された千鶴は旧市街を彷徨い、絶望の底で力を発現する。
──“【黴菌拳《バイキング》】”。
その手の腐敗こそ、千鶴が獲得した最強の力だった。