あらすじ
クローディアの婚約者、リアム殿下は王太子となった。
彼の幼少期は、文武両道、人柄も好く、国を治める者としての器を持っているような少年であり、完全無欠なその姿はクローディアにとって憧れであった。
しかし歳を重ねるにつれ――リアムから完璧な王子様像が姿を消す!
勉強中に寝落ちし、剣術稽古では木刀を数メートル先まですっぽかす駄目王太子と化したリアムの姿に、学友たちは国の行く末を案じることに。
それを目の当たりにしたクローディアは且つてのリアムの姿を取り戻すべく立ち上がった。
「違うんです皆様! 殿下は本当はとても素敵なお方なのです!」
これは王太子になりたくない王太子と、有能王太子に戻って欲しい公爵令嬢による、仁義なき戦い――その一幕である!