あらすじ
齎す者と書いて《齋人》。
彼らが齎す幸いのため、国は彼らを秘密裏に認め、管理し、機関の組織を許した。
彼らが齎す災いのため、国は彼らを秘密裏に認め、指定し、機関に対策を命じた。
超人的な身体能力と生命力を持った人間《齋人》たちは、秘密裏に国の認定を受け、常人とともに日々を送っている。その力は、記録として把握された範囲では、国益、または人類の未来のために使われ続けている。
しかし、実態として齋人による犯罪は裏で横行し、その対応のために、齋人たちによって組織された《齋人機関》は権限と能力を行使する。
相互監視と制度下の恩恵のため機能していたはずの齋人の秘匿は、危機に瀕していた。
異常な怪死事件。呪いの噂。お呪いの効果の証明。呪具の横行。一般人による呪殺の発生。
常人の中で、齋人の力が広まっていく。
社会的動乱を防ぐため、市内の齋人機関は調査を要請される。その一つ、安曇診療所を拠点に、狂人奇人変人亜人、花嫁に研究者に配信者に化け物。ほぼ不審者のみの群雄割拠。
正義の味方ゼロ。私情と私欲の群像劇。
最悪なほど惨劇は楽しい。笑い煽りながら腹を探り合う犯人捜し。
頑丈なほど重傷に出来る。死に損ないながら殴り合うホラーアクション。
可愛い女の子の持ち腐れのような小説です。性別不詳が3/7名。