あらすじ
生まれつき盲目で、意思を持つ髪を持つ少女――ラプンツェル。
その異質さを恐れた村人たちにより、彼女は塔へと幽閉された。
孤独の中で、彼女は“視る”ことを学ぶ。
髪という呪われし糸を通して、世界の形を感じる術を。
ある日、彼女のもとを訪れたのは、同じく盲目の剣士。
彼はラプンツェルに教える。
呪いは、制すれば力となることを。
そして今――
略奪と暴力をもたらす盗賊団が村を包囲する中、
塔に閉じ込められていたはずの少女が、
糸の瞳で闇を見据える。
拒絶から始まった物語が、
赦しと力へと変わるとき――
ラプンツェルは、己の闇を光へと変える。