あらすじ
愛が花となって世界樹へ届く──そんな魔法が支える世界で、
愛を持たず“花のない子”として育った孤独な少年リオ。
ある夜、修道院の裏庭で“光る苗”と出会い、
その苗は彼の胸へ入り込み、世界樹が生んだ「世界樹の子」であると判明する。
世界樹の光が失われつつある現在、
リオの胸に宿った“愛の苗”は、
世界を救う唯一の光であり、
同時に、最後には世界樹に喰われる運命の光でもあった。
使命と恐怖を抱え、リオは旅に出る。
途中で出会うのは──
・元兵士のガルド
・花魔法の少女ノア
・竜の子を守る少年ユリン
彼らはリオの光に触れ、それぞれの傷と過去を抱えながら“家族のような絆”を築いていく。
しかし、世界樹の光を奪おうと動く“闇の導師”の影が迫り、
竜族の乱れ、人々の争い、愛の枯れた街……
世界の崩壊は加速していく。
リオは胸に咲いた“愛の花”を力にし、
仲間を守りながら世界樹の頂へ辿り着くが──
最終決戦で仲間を庇い、瀕死の重傷を負う。
そして彼は選ぶ。
「どうせ死ぬなら……世界を照らす光になりたい」
世界樹はリオを抱き込み、
彼は“光の果実”として世界を照らす存在に変わる。
仲間の悲しみと祈りの中、世界は再び花開き、
リオの光は永遠に世界を守り続ける。