あらすじ
魔法師と非魔法師が分断された都市〈アークライン〉。
雷の魔法師・桐谷昴は、争いを止めようと奔走していた。
かつては炎の魔法師・大神悠介と共に「共存」を夢見ていたが、非魔法師による事件で悠介の妹が命を落とした日、二人の道は分かたれる。
理想を捨て「非魔法師殲滅」を掲げる組織《紅蓮団》の首領となった悠介を、昴は水の魔法師・菅峰美玲と共に止めようとする。
信じる者と裏切る者、救う力と壊す力――。
炎と雷が激突する最終決戦の果て、昴は問いかける。
「力とは、誰かを滅ぼすためのものなのか」。
戦いの中で昴が見出したのは、破壊ではなく“信じる勇気”。
嵐の空に響く雷鳴が、二人の理想の残響を照らし出す。