あらすじ

「ねぇ君。僕が見えるの?」 ある冬の日。 雪の降る教室で、誰もいないはずの席から声が聞こえた。 声の主は、去年この学校で亡くなったと言われている男子生徒――奏(かなで)。 奏は、自分の存在が見えてるのが私。結(ゆい)と、 いつも元気で子供っぽい男子生徒。葎(りつ)だけだと言う。 結と葎は、誰にも知られていない悩みがあった。 居場所がなくて生きるのが息苦しくて――いつのまにか”死”に憧れていた。 葎と結は、”奏”がきっかけで一緒に過ごすようになる。 そんな二人の前に現れた奏は、 「二人に会いにきた」と言う。 けれどその言葉の裏には、深くて悲しい秘密が隠されていた。 やがて三人は少しずつ心を通わせていく。 「奏、体が…」 しかし、季節が過ぎるごとに奏の姿は薄れていって――。 絶望の中で、結と葎が奏と共に見つけた“生きる意味”とは――?

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小説を読もう2025/11/11
  • 現在の作品一瞬を生きた君へ二度目のサヨナラを