あらすじ
魔女狩り――15世紀に端を発したとされる、欧州の国家とキリスト教会により行われた異端迫害であり、魔女と告発された人々は宗教裁判にかけられ、その多くが火刑とされた。
九歳を迎えたばかりの赤髪の少女、ヘレナも家族共々告発の対象となり、彼女だけはどうにか命からがら生き延びた。だけど、大切な家族の命を奪われたヘレナに生きる希望など一縷も見出だせない。自身も家族のもとへ――そんな思いが強く脳裏を過ったその時だった。絶望の淵にいたヘレナへと救いの手を差し伸べたのは、天使のごとく穏やかな微笑みを浮かべる青年で――
*当作品は、小説投稿サイト『エブリスタ』『カクヨム』『アルファポリス』でも掲載しております。