あらすじ
冷たい冷たい雪の夜、私は泣いた。
暗い暗い洞窟の中で、私は微笑んだ。
「私は、押切かなこ」
あの異常者に、ころされた女
茂、知っている。私が、どれほど
貴方の事を、思っていたか。
雪の日は、虫達もいないから
お食事も食べれない。
春になると、少し、私の体から虫達を
惑わすエキスが出る。
でも本当に、恐ろしいのは寒い寒い
冬のこない 洞窟の中
「茂してるいる」
私が、貴方の事をどんなにまったか?
体は、もう寒さも感じない。暑さも…
お腹も減らないの。
でも。私は、この暗いじめじめした
洞窟の中で、うじ虫におかされ風化
していく。
もう皮膚もはがれ、二つ目の仮面が
のぞく。
「シャレコウベの素肌が…」