あらすじ
2025年の春、地方都市の大学に進学したばかりの18歳、日向音羽(ひなた・おとは)は、新しい生活に胸を躍らせていた。しかし、都会から転校してきた謎めいた青年・陽向柊真(ひなた・しゅうま)と偶然の出会いを果たす。お互いに心に傷と秘密を抱えた二人は、大学生活を送る中で、友人やサークル仲間と共に少しずつ距離を縮めていく。SNS、アルバイト、過去の恋愛や家族との葛藤——現代的な悩みの中で迷いながら、自分の居場所や大切な人と出会い、友情・成長・恋愛の狭間で揺れる感情に気づいていく物語。
日々、春風のように流れる変化の予感。やがて音羽は、ある大切な「声」に支えられて、本当の自分と向き合いはじめる。友情も、恋も、傷も希望も全部引き受けて、自由で不安定な10代・20代の真ん中