あらすじ
大学進学を機に、祥子は古いアパートで初めての一人暮らしを始めた。
隣室が事故物件だと知ってはいたが、気に留めることもなかった。
けれど、大学生活が始まると、夜ごと「何か」が隣から訪れるようになる。
金縛り、玄関を叩く音、そして夢の中の気配。
階下の先輩は怪異を仄めかし、同じ階の老婦人は何かを知っているようだが――この話題を避けるのだ。
やがて“それ”の訪れは、もはや耐えられないほどの恐怖となる。
そして祥子が、大家である叔父に助けを求めたとき――
調査に現れたのは、一人の老人と、その孫の少年だった。
※毎週二話ぐらいずつ更新予定。四章構成の二十話、80000字くらいで年内完結の目標。一章だけ、今週中に投稿してしまいたい。