あらすじ
公爵令嬢のエリアーナは、長年支えてきた王太子から「地味なお前には飽きた」と婚約破棄を告げられる。
新たな婚約者として紹介されたのは、派手な男爵令嬢。彼女こそが「預言の聖女」なのだという。
だがエリアーナこそが、力を隠し続けてきた本物の聖女だった。
力を失い、偽聖女の浪費によって傾き始める祖国を後に、エリアーナは隣国へと旅立つ。
そこで待っていたのは、彼女の本当の価値を知る冷徹な皇太子だった。
「我が国で、その力を存分に発揮してほしい」
一方、エリアーナを失った王太子たちは、国を揺るがす厄災に見舞われることになる。