あらすじ
王都アウロリアの夜会で、侯爵令嬢ルビー・カルネリアンは突然、王太子アメジストから婚約破棄を告げられる。
彼の隣には、新しい婚約者で“聖女”と呼ばれるサファイアの姿。
貴族たちは彼女を悪役令嬢と嘲笑い、家族も名誉のためにルビーを切り捨てる。
絶望の中、彼女は誓う。
――「あなたたちの幸福を、紅玉の炎で焼き尽くす」と。
追放された先の黒の森で、傭兵オブシディアンと出会い、彼女は生きるために剣を握る。
血と涙の中で目覚めた“紅玉の魔女”の力。
その炎は、失われた誇りを取り戻すため、やがて王国を焼く復讐の光となる。