あらすじ
孤児院で育った少女・瑞姫(みずき)は、ひょんなことから“死神サロン”と呼ばれる秘密の場所で働くことになる。
そこでは、人の「最後の願い」を叶える代わりに、世界のどこかから「明日をひとつ」奪う――。
彼女が初めて担当した依頼は、「死ぬ前に、娘の笑顔をもう一度見たい」という老騎士の願い。
それを叶えた夜、瑞姫の瞳に“金の砂時計”が現れる。それは――奪われた寿命の証。
死者を救うか、生者を守るか。
少女の選択が、世界の形を少しずつ変えていく。
切なくも幻想的な、魂と代償のダークファンタジー。